先日、姫路市の離島「坊勢島」へ、今後の一斉手術に向けた野良猫の生息数調査に行ってきました！

昨年暮れにも19匹の猫をスポット的にTNRしましたが、今回は島全体の一斉手術に向けての野良猫調査です。

スタッフたちの気合もアガリます！！

坊勢区会、島民の皆様、姫路市地域おこし協力隊のご尽力のおかげで、時間をかけて島民の方々への今回の活動に関する周知活動を行なっていただきました！

エサやりさんの情報や猫の生息地の地図への落とし込み、猫トイレの設置作業までお話を進めていただき、一部の島民の方々からのご理解も得られ、島をあげたTNR計画が着々と描かれていきます。

完成度の高い生息地地図をもとに、区会の皆様先導の元、とても有意義な調査をすることができました。

坊勢島は家島同様（もしくはそれ以上）、起伏が激しく細い路地がいっぱい。屋根をつたって縦横無尽にたくさんの猫たちが生息しています。すでにお腹が大きな猫もちらほら。毎年、子猫が生まれ、数が増えていく中で育たない子も数多く、島民の方々も困惑している状況でした。

当日、5時間の調査中に目視しただけでも、50頭の野良猫を確認しました。

昨年の家島での事前調査では、60から70頭程度の生息を確認した上で、一斉手術に挑みましたが、実際に捕獲/手術した数はおよそ倍の、120頭でした。

これだけ起伏が激しく自然豊かな島の環境に生息する猫たちを、人の足、目で確認できるのはどれだけ頑張ってもせいぜい６～7割程度。これからの季節、次々と子猫が生まれ、その数は更に増えていくでしょう。坊勢島の山中にもまだまだ潜んでいる猫がいます。

これらのことを踏まえ、初夏に向けた一斉手術計画、いよいよ始動します！！！

※船に乗る直前、去年一斉手術を行った家島の島民の方と偶然、嬉しい再会をしました☆家島の猫たちはみんな元気で、今年はまだ子猫は一匹も産まれていないとのこと！！・・・そして、「相変わらずう〇こは多いけどな」とのご報告(^^;)TNRされた猫が「ただ手術を終えただけの迷惑な猫」にならないよう、地域の方々の共生への理解を広めていくことが重要ですね。

※また、坊勢島にはまだまだ野犬がいます。この問題については、また後日アップしていきます。