当院は、猫の不妊去勢手術専門病院です。

一般診療を行わず、不妊去勢手術に特化することで、低価格・安全・高回転の手術を実施いたします。野良猫や保護猫の初期診療やマイクロチップ装着などにも対応しております。

(また、犬・猫の多頭飼育で繁殖管理が難しい等お困りの方は、ご相談ください。)

 

院長 野村 芽衣

≪経歴≫

酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業

大阪府内動物病院 勤務

尼崎市保健所、動物愛護センター 勤務

スペイクリニック姫路開院に至る

現在の活動内容:

Spay Vets Japan理事

出張手術:とくしまスペイクリニック

記事:まいどなニュース https://maidonanews.jp/article/14604177

   まいどなニュースhttps://maidonanews.jp/article/14901837

受付兼アシスタント 藤崎 公美子

≪経歴≫

大阪府立農芸高等学校卒業

酪農学園大学農業経済学部農業経済学科卒業

現在の活動内容:

院長と共に出張手術に同行し、アシスタントとしての経験を積む

受付兼アシスタント 北山 みさと

≪経歴≫

神戸歴15年、姫路歴15年の猫をこよなく愛す兵庫県民

2020年→保護猫シェルターで愛護活動を始める

2022年→個人でもTNRや譲渡の活動に携わり、愛玩動物飼養管理士の資格を取得し、次はロイヤルカナンのフードアドバイザーを勉強中

現在の活動内容:

2年後の愛玩動物看護師取得に向けて、アシスタントとして修行を積みながら、預かりボランティアをしている

<院長からのメッセージ>

私はこれまで、一般診療を行う動物病院の勤務医として、そして行政の動物愛護センターで公務員獣医師として、様々な経験を積んできました。その間、常に動物の診療・手術に携わってきましたが、それぞれの職場で出会った動物たちは、全く対照的な境遇に置かれた動物たちでした。

動物病院に訪れる動物たちは、皆温かいご家庭、もしくはボランティア団体に迎えられ、何不自由のない愛情あふれる環境に置かれていました。必要な医療が施され、飢えや闘争とは無縁な恵まれた環境が整えられています。一方で動物愛護センターに収容される動物たちは、心と身体に野外生活での過酷なトラウマが刻まれた、瀕死の状態の動物たちでした。飼い主に先立たれて行き場がなくなった子や、糞尿にまみれた環境で産み落とされ、人に撫でられる幸せを知らずに育った子が収容されることもありました。

私は、動物愛護センターに在職中、幼齢動物や瀕死の子たちをやむなく安楽死処分し、地域の野良猫問題や犬猫の多頭飼育問題への対策に奔走しながら、増え行く収容動物の治療と譲渡を繰り返す中で、行き場をなくす動物が後を絶たない現実を目の当たりにしてきました。

何よりも、「大元の蛇口」が閉まっていないのです。最近は都心部で、不妊去勢手術を専門とする「スペイクリニック」を見かけることは多くなりました。しかしまだまだ手術へのハードルは高く、飼い主の経済的理由や根拠なく手術時期を延期する風潮が見られ、結果望まれない繁殖を制限することができていない現状があるのです。

不妊去勢手術の必要性を正しく理解されている活動者の皆様は、日々大変なご苦労をされながら、「不幸な命を産ませない。一匹でも多くの動物を救いたい」と活動に尽力されています。スペイクリニック姫路は、そんな皆様に寄り添い、一匹でも多くの恵まれない子が幸せになれるよう、未来を見据えた行動を起こしていきたいのです。